野菜の種の産地はどうして外国産なのか?
家庭菜園をしていると、野菜の種の産地はどうして外国産なのか、
どうして国内じゃないのかと疑問を感じる方も多いでしょう。
いろいろと理由はあるでしょうが、私には2つの大きな理由が浮かびます。
その一つは、生産コストが安いということです。
種の生産には緩衝地帯を含めた広大な畑が必要です。
狭くてもできますが、それを補うコストがかかります。
外国であれば土地代が安いので会社にとっては魅力的です。
また、そこで働く人々の人件費や肥料、
農薬代などが日本と比べるとかなり安く抑えることができます。
もう一つの大きな理由として気候条件の違いです。
どうしても日本の夏は高温多湿なので、
特に種の乾燥や出荷調整のとき苦労されるのではないかと思います。
一方外国であれば、大陸性の気候なので
高温で湿気の少ないとことろが多いと聞いています。
最近では、タイ国産の種も多く見受けられるようになりました。
東南アジアというと暑くてムシムシしているイメージがありますが、
雨期と乾期に分かれているので、種の生産調整は乾期に行われています。
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