完熟堆肥の作り方


ここでは簡単にできる良質完熟堆肥作り方を紹介していきますね。

まず準備するものはスコップと
4uのビニールかポリフィルム(古くても構わない)です。

次に堆肥の材料ですが、悪臭がせずに
いろいろと混ぜなくて良いもの(すでに混ざっている)が良いと思います。

ニオイがするとご近所の迷惑になりますからね。

そこで、臭いのしないキノコの掻き出しクズが最適です。


キノコ栽培農家あるいは会社に電話すれば、
最低注文量は2トン車ですが自宅まで運んでくれます。

値段も1万円前後と格安で購入することができます。

また、堆肥の作りやすさからいっても2トン車1台くらいが丁度いいです。

しかし、家庭菜園では多すぎる量なので、
家庭菜園をやっている仲間の方と一緒に作るといいでしょう。

また、出来上がった完熟堆肥も乾燥させれば保存も効きますので
無駄をなくすことができます。


次に完熟堆肥作る場所ですが、
畑の隅でもいいので土の地面で2.5uくらいのスペースを用意します。

作り方は、堆肥の上に乗り3〜5ヶ所の穴を等間隔で掘ります。

次の日は、別の場所を同じように3〜5ヶ所の穴を掘り、
前日に掘った穴を埋めます。

毎日違う場所を掘っては前日の穴を埋めていく作業をしていきます。

数日続けると掘る場所がなくなるので、最初に掘った場所を掘ります。

しばらくするとどこを掘ったかわからなくなるので、
その後は適当に掘っていきます。

穴を掘るとき以外は、ビニールかポリフィルムをかぶせておきます。

1回の作業は10〜15分程度なので、ちょっとした運動になるので
健康にも一役かいますよ(^^)


また、キノコの掻き出しクズは水分を含んでいますので、
水をかける必要はありません。

2〜3ヶ月経ってサラサラと乾燥した状態になってきたら
ビニールを取って雨に濡れるようにすればいいので
わざわざ水をかける必要はありません。

そうこうしているうちに放線菌や糸状菌が生えてきます。

堆肥から「コウジ」のような臭いや菌が目につかないようになってきたら
ほとんど完成です。

念のために1〜2ヶ月間、
最初にやった穴掘りを続けると素晴らしい完熟堆肥ができます。

ぜひ、良質完熟堆肥作りにチャレンジしてくださいね(^^)