無農薬野菜って本当にあるの?
スーパーの野菜売り場に行くと、
無農薬野菜と書いてある野菜が売ってありますよね。
じゃ、本当に無農薬野菜はあるかというと、有ります。
最近では、消費者の志向や関心が高くなったこともあり
無農薬野菜といわれるものは増えてきていると思います。
もともと農薬が一般の農家で多量に使われるようになったのは戦後のことです。
農薬の発展と戦争の間には深い関係があると思います。
世界的に見ても第一次世界大戦以前には、
一部の例外(毒性の鉱物を利用したもの)を除いては全くなかったといえます。
大昔はみな無農薬野菜であり、有機野菜であったわけです。
視点を変えてみると、以前一部で小さく湧き起った議論を思い出します。
その議論とは「無農薬野菜という言葉使うべきではない」というものでした。
なぜかというと、この言葉を直訳すると
「農薬を含んでいない野菜」ということになるからだそうです。
いくら農薬を使わずに生産された野菜でも、
近所から飛散した農薬がつくかもしれないからです。
ほかにも、流通段階で普通の野菜を触った手で
その野菜を持ったりして農薬が付着するかもしれません。
第一に、今流通している種のほぼ100%は農薬で消毒されています。
そういう意味で、農薬の濃度は限りなく低いのですが、ゼロではありません。
私も無農薬野菜という言葉を使わないことに一応同意し、
「栽培期間中農薬不使用野菜」といっていた時期がありました。
しかし、長いやらまどろっこしいやらで、
現在は無農薬野菜と呼ばせて頂いています。
ごめんなさい。。。。m(_ _)m
この点からいうと、無農薬野菜は有ると言いましたが、
無いということになりそうですね。
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