完熟堆肥と有機配合肥料の働き
まずは、有機配合肥料とは何かを説明します。
この有機配合肥料とは、
「化学肥料に有機質の肥料が混ぜてありますよ」
という意味です。
だから一般的には、肥料を与えた時点から化学肥料の効果があらわれ、
次に有機質の肥料が長く効きますよという意味が強いと思ってください。
一般に、完熟堆肥は土壌の物理性の向上を図る目的です。
すなわち、土をフカフカにして空気の層を多くし、
作物に急激な環境を変化を与えないようにしています。
例えば、過乾燥や過湿などがそうです。
それにもちろん、肥料として期待される向きも大いにあります。
堆肥の成分量は、チッソ・リン酸・カリで各0.5〜1%前後と低いのですが、
なにぶん多量に投入するとその量もむしできません。
しかし、私の考えでは野菜も元をたどれば野草だったわけですし、
空気中には8割もの窒素ガスが存在していますので
肥料を与える必要はないのではないかと思っています。
堆肥についても、良いものであればほんの少しでも大丈夫です。
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