家庭菜園で育てたコーンの中がスカスカになる原因
トウモロコシは家庭菜園でも人気のあるものですが、
実際育てみると実入りが悪く、まばらにしか
コーンが付いていないことがよくあります。
このトウモロコシに実が付かない原因には4つのことが考えられます。
まず一つめには、開花受粉時の天候が悪く雨ばかりで
あまり花粉が飛ばなかったためです。
その対策としては、雨間の少しでも乾いたときをみはかり、
株をゆすって花粉が少しでも多く飛ぶようにしてください。
2人で株の列の両側に立って、
ヒモを引っぱってその列の全体の株をゆすると簡単です。
二つめは、天候がよくても実入りが悪い場合があります。
もしかして、畑の隅に長く一列で植え付けているのではないですか?
短くても4〜5列に植えます。
上段の雄花から中段の雌花に風による媒介で受粉するわけですから、
受粉する確率を上げる必要があります。
また、開花時期を統一するためにも単一品種を作ることも大切です。
三つめは、受粉期と乾燥です。
受粉期に長く雨が降らないとときには十分に水を与えてください。
四つめは、受粉期の高温です。
これは、受粉期が真夏の高温期にならないように種まき時期を少しずらします。
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